履き潰した靴の修繕。
自らの足で学び、経験してきた僕にとって多くの苦楽を共にした靴。
どこにも売っている靴を思い出とともに履き潰し、同じくどこにでも売っている新品の靴を思い出の傷口に象り、張り合わせる。
傷の位置や各地で残った汚れが、これまでの自分を記録してくれている
通常の手縫いでは手が届かないつま先や分厚いかかとはミシンの縫い方を応用して、上糸、下糸、ミシン針のみで縫い付けた。
3Dスキャンしてモデル上で傷口と新品から象ったかさぶたの形状をスタディしながら新旧部分の傷口と被せ方の検討を進めた。
今後も更新予定。